コア資産でインデックス投信のみを保有する理由

 コア資産

 現在のコア資産は確定拠出年金で保有している以下の2つです。

  • 年金インデックスファンド日本株式(TOPIX連動型)
  • 三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド
 将来的にはiDeCoに資金を移動して8資産バランスファンドとゴーリドファンドに資金を振り分けることを考えています。投資対象をより広く分散するイメージです。こちらは最大全資産の20%を想定しています(現在16%程度。以下のグラフではそのほかのINDEX資産も合わせているので少し多め)。

コア資産でインデックス投信のみを保有する理由

 擦られまくっている鉄板ネタですがアクティブ投信は長期ではほとんどインデックス投信には勝てません。これは公的なデータでも確認できます。

 S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスが発表している「SPIVA®スコアカード」などの最新データ(2024年〜2025年時点)に基づくと、日本株や米国株のアクティブファンドの現状は以下のようになっています。

期間別:アクティブ投信の勝率(ベンチマークを上回った割合)

投資期間日本株(大型株)日本株(中小型株)米国株 S&P 500
1年約 38%約 43%約 35%
3年約 22%約 30%約 20%
5年約 18%約 25%約 12%
10年約 14%約 20%約 10%
15年約 10%約 16%約 9%
20年約 8% 〜 9%約 11% 〜 13%約 9%
 コア資産は長期(ほぼ無期限)に保有することが前提なのでインデックス投信一択となります。

期間が長いほど勝率が下がる理由

  • 高い運用コストの蓄積: アクティブ投信は調査や売買にコストがかかるため、信託報酬がインデックス投信より年率で1%以上高いことが一般的です。10年、20年と経つにつれ、このコストの差が複利で重くのしかかり、リターンを押し下げます。
  • 「平均」への回帰: 特定の年に驚異的な成績を収めた凄腕マネージャーでも、その手法が翌年も通用するとは限りません。長期的には運の要素が薄れ、市場平均(インデックス)に収束、あるいはコスト分だけ下回る結果になりやすいです。
  • 生存者バイアスの罠: 成績が悪いアクティブ投信は途中で運用を止める(償還する)ことが多いため、統計に残っているのは「運良く生き残ったファンド」だけです。それでもなお、インデックスに勝てるのはごくわずかです。

補足

SPIVA®(スパイバ)スコアカード

 SPIVA®(スパイバ)スコアカードは、世界的な指数算出会社であるS&P ダウ・ジョーンズ・インデックス社が定期的に発行している**「アクティブ運用の成績表」**です。正式名称は S&P Indices Versus Active (SPIVA) で、その名の通り「S&Pの指数(インデックス) vs アクティブファンド」のパフォーマンスを直接比較した調査レポートです。投資の世界で「アクティブ投信はインデックスに勝てない」と言われる際の、最も有力で客観的な根拠の一つとして世界中で引用されています。

SPIVAスコアカードが「信頼」される3つの理由

世の中には運用会社が自社に都合の良いデータだけを出すこともありますが、SPIVAが投資家や専門家に重視されるのは、以下の厳格なルールで測定されているからです。

  1. 生存者バイアスの排除 成績が悪くて途中で運用が終了(償還)したファンドも、計算から除外せずに「負け」としてカウントします。生き残ったファンドだけで計算すると勝率が高く見えてしまう「生存者バイアス」を排除しています。

  2. リンゴとリンゴの比較(適切なベンチマーク) 「日本株アクティブならTOPIX」というように、そのファンドが投資対象とする市場の指数と正しく比較します。

  3. 共通の測定期間 1年、3年、5年、10年といった決まった期間で一律に比較するため、一時的なブームに左右されない長期的な傾向が可視化されます。

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