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日経平均高配当株50指数に連動するETFと投資信託への投資

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 日経平均高配当株50指数とは?  日経平均高配当株50指数は、 東証プライム市場に上場する225銘柄の中から、5月末時点で予想配当利回りが高い原則50銘柄を選んで構成される配当利回りウェート指数 です。配当利回りだけでなく流動性なども考慮した上で、指数算出上の構成銘柄ウェートが決定されます。また、毎年6月に定期的な銘柄入れ替えが行われます。 組み入れ銘柄を見ると、日本を代表する大型高配当銘柄がしっかりと組み込まれているのがわかります。業種の分散もよく、特定の業種に偏っていません。 組み入れ上位10銘柄(現在48銘柄) 銘柄 業種 比率 配当利回り 1 INPEX 鉱業 4.30% 2.90% 2 みずほフィナンシャルグループ 銀行業 4.00% 2.10% 3 アステラス製薬 医薬品 3.90% 3.60% 4 野村ホールディングス 証券 3.80% 3.30% 5 武田薬品工業 医薬品 3.70% 3.80% 6 日本たばこ産業 食料品 3.60% 4.10% 7 三井住友フィナンシャルグループ 銀行業 3.60% 2.80% 8 三菱商事 卸売業 3.40% 2.60% 9 川崎汽船 海運業 3.40% 5.30% 10 住友商事 卸売業 3.40% 2.20% Tracers 日経平均高配当株50インデックス(奇数月分配型)の最新のMonthly Report(データは 2026 年 1 月 30 日現在)からの引用 直近5年間のチャート比較 ー1489 、 ー日経平均 、 ーTOPIX  1489はここ5年間では日経平均やTOPIXを大きく凌駕するリターンを叩き出しています。日経やTOPIXの株価が約2倍になっているのに対して1489は約3倍なのでリターンで言うと2倍違うと言うことです。これは人気が出て当たり前ですね。以下にこのようなリターンを叩き出した理由をGeminiに聞いてみたら以下の回答が返ってきました。 日本企業の株主還元姿勢の劇的な変化: 東証による「資本コストや株価を意識した経営」の要請を受け、多くの日本企業が 増配 や 自社株買い を積極的に行っています。 新NISAによる「買い」の集中: 20 24年から始まった新NISAにおいて、日本株の高配当ファンドは非常に高い人気を博しています。NISAの顧客獲得を目指して設定された投資信託...

優先証券

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優先証券  優先証券(Preferred Securities)は、債券と株式の両方の性質を併せ持つ「ハイブリッド証券」の一種です。株式としての特徴(配当)と、債券としての特徴(固定・変動利息、高い優先順位)を併せ持ち、主に高配当を目的としたインカムゲイン狙いの投資先として人気があります。 優先証券の特徴 債券と株式のハイブリッド: 企業にとっては資本(株式)と負債(債券)の中間的な性質を持ちます。 優先的な配当・残余財産分配権: 普通株式よりも優先的に配当金や、会社清算時の残余財産を受け取る権利があります。 高利回り(配当) : 普通株式よりも高い配当利回りが設定されることが多く、債券よりも高利回りのインカムゲインが期待できます。 議決権がない(または制限): 投資家は通常、株主総会での議決権を持たないか、大幅に制限されます。 日本の大手ネット証券会社で購入できる優先証券を投資対象としたETF ティッカー 設定年月日 分配金利回り 1年リターン 3年(年率) 5年(年率) 経費率 純資産総額 主な特徴 PFF 2007/3/26 6.20% 6.38% 4.53% 2.24% 0.45% 約143億ドル 世界最大かつ最も歴史のある優先証券ETF。300銘柄以上に分散されており、圧倒的な流動性が強みです。 PFFD 2017/9/11 6.24% 4.83% 2.78% 0.61% 0.23% 約22億ドル 経費率0.23%と、優先証券ETFの中で最安クラスのコストを実現しています。長期保有によるインカムゲイン最大化を狙えます。 PFFV 2020/6/22 8.14% 2.11% 7.63% 2.66% 0.25% 約3億ドル 変動金利型(または固定から変動へ移行する型)に特化。金利上昇局面でも価格崩れしにくく、足元の高金利を背景に高い利回りを維持しています。 SPFF 2012/7/16 6.47% 7.17% 6.60% 1.70% 0.48% 約1.3億ドル 米国・カナダ市場から「利回りの高い上位50銘柄」を厳選。信用格付けよりも分配金の高さを重視しており、ポートフォリオの収益性を高めたい場合に適しています。 PSK 2009/9/16 6.74% 2.76% 2.53% 0.45% 0.45% 約7.7億ドル 投資適格格付け(BBB以上)を付与された銘柄の...

優待株式投資について

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優待株投資   私は優待株投資から投資の世界に入りました。当時はまだQUOカードとかなかったので商品券や自社製品がもらえる銘柄を買っていました(例えばカゴメとか伊藤園とか)。その後、成長株に手を出して痛い目に遭ったりしながらも優待株投資は続けてきました。気がつくと銘柄数が増えているので時々整理しています。  そんなこんなで2026年2月現在、松井証券で41銘柄保有しています( リストはこちら )。 以前は優待株をマネックス証券でも保有していましたが、昨年優待株を全て松井証券に移管し、また松井証券で少しだけ保有していた投資信託を全て売却し、優待株は松井証券、それ以外はマネックス証券という形で整理しました。  最近、保有中の2銘柄で悪いニュースが出て急落しています。1つがヤマハ発動機で業績の大幅な下方修正と減配😭、もう1つがKDDIで子会社の不祥事です。どちらも優待を維持しているので保有は継続します。 優待廃止で手放した銘柄  良い銘柄ですが、優待を廃止したので泣く泣く手放した銘柄も多数あります。以下の3つは全て高配当銘柄でもありましたが優待廃止を受けて全て売りました。高配当株は全てETFや投資信託で保有する方針にしているからです。 三菱UFJ:以前はミッフィーグッズがいただけました オリックス:カタログギフト サンセイランディック:缶入りの長期保存できるパン 狙っている銘柄  狙っている銘柄はめちゃたくさんありますが、すでにポートフォリオに占める優待株式の割合が約20%なので、ある程度自制して本当に欲しいと思えるものをこれなら買ってもいいという株価になったら購入する方針です(あくまで方針。。。)。私はマネックス証券のマーケットボードで優待株の購入候補を登録して管理しています。以下、いくつか紹介します。 2009 鳥越製粉   自社小麦粉を使用した特製そうめん(非売品)と久留米ラーメン(非売品) 以前保有していましたが手放してしまった銘柄。今配当率も結構いいので買ってもいいかも。。。 3261 グランディーズ   30,000円相当の自社グループ宿泊施設宿泊券 業績悪化を受けて株価暴落中ですが、本当に悪化しすぎて買いにくい感じです( <決算>通期 営業利益 97.3%減) )。優待の宿泊券は、 大分県由布院駅から徒歩数分の温泉宿や福岡県博多駅から徒...

シニアローン

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シニアローン  シニアローン(Senior Loan)は、企業が資金調達を行う際に他の債務よりも優先的に返済される貸付債権(ローン)のことで、企業の倒産時などの残余財産分配において最も上位に位置する、低リスク・低リターンの債券・融資手法です。以前紹介したハイイールド社債と比較してリスクが低いためリターンも低いと言われていますが、現在の分配金利回りは同程度(7%前後)でETFの株価の安定性も高いです。 シニアローンの主な特徴 返済順位が最上位: 倒産時、一番最初に返済を受けられる。 担保がある: 通常、担保が設定されている(担保付きローン)。 変動金利: 金利が固定ではなく、市場金利(LIBORなど)に連動して変動する(インフレヘッジ機能)。 低リスク・低リターン: 劣後ローンや株式に比べて安全性が高いため、利回りは低め。 シニアローンとハイイールド債、優先証券の比較 特徴 シニアローン (Senior Loan) ハイイールド社債 (High Yield Bond) 優先証券 (Preferred Stock) 区分 負債(デット) 負債(債券) 資本(エクイティ)に近い株式 返済/配当順位 最優先 (1位) 中間〜下位 (劣後する) 中間 (劣後する) 倒産時の回収率 60~80% 40~60% 10~20% 金利/配当 変動金利 固定金利(通常) 固定配当(通常) 信用リスク 低い (高格付) 高い (低格付) 高い シニアローンとメザニン(ハイイールド債、優先証券)についての説明  ←このYoutubeの#1~3をご視聴いただければ、シニアローン、ハイイールド社債(劣後ローン)、優先証券(優先株式)のリスクとリターンの関係が理解できます。さらに詳細をお知りになりたい方は#4まで見ていただければと思います。 上にいくほどローリスクでローリターンとなる  シニアローンと社債は、どちらも企業が負債(借金)として資金を調達する手段ですが、「担保の有無」と「貸し手(投資家)」、「金利の仕組み」が主な違いです。最も大きな違いは、シニアローンは「資産担保付きの銀行融資」であることが多く、社債は「市場で売買される無担保の証券」であることが一般的という点にあります。シニアローンがあまり知られていないのは直接は個人投資家には売り出されないからでしょう。このようなシニアローンへの投...